2025/9

札幌国際大学観光学部は、株式会社ザイマックスグループの支援による寄附講座「ホテル人材育成総合講座」を初めて開講した。講座はANAクラウンプラザホテル札幌を主会場に、グループ内ホテルやリネン工場、客室清掃会社を活用し、ホテル業務を総合的に学べる内容で宿泊・料飲・宴会運営から清掃管理や衛生・防災リスクマネジメントまで、理論と実践を組み合わせた36カリキュラムを展開した。（Link：札幌国際大学）

東京・銀座三越に出店していた白洋舎はクリーニングの営業を9月30日で終了する。（Link：銀座三越）

沖縄振興開発金融公庫は、2024年度沖縄県内主要ホテルの稼働状況を発表した。2024年度は「国内客の旺盛な旅行需要」や「航空路線の再開に伴う外国客の増加」により、県内主要ホテルの客室稼働率は、全てのホテルタイプで前年度を上回った。客室単価は「物価および人件費上昇に伴う価格転嫁」や「宿泊客への利便性・サービス向上」により全てのホテルタイプで前年度を上回った。（Link：沖縄振興開発金融公庫）

ワタキューセイモア株式会社は女性活躍推進法に基づく、女性の活躍に関する情報を公表した。（Link：ワタキューセイモア）

株式会社武蔵屋（さいたま市）は、武蔵野銀行、テキスタイルサーキュラーネットワークと連携し、不要となった衣服の資源循環を推進する。譲渡会などで新たな利用者に渡すほか、バッグやハンガーなどに再商品化する。新たに運用するスキームでは、まず家庭で不要になった衣類を武蔵屋のクリーニング店舗で回収。子供服などは自社で洗浄・譲渡し、それ以外の服はテキスタイルサーキュラーネットワークに一括して引き渡し、状態の良い衣類を再利用の市場に流通させる一方、再利用が難しい衣料については繊維原料に加工し、マットや断熱材など幅広く活用できるようにする。

一連の事業は2025年度、埼玉県産業振興公社の「サーキュラーエコノミー事業化支援補助金」に採択された。26年度には1カ月あたり500キログラム、27年度には1,000キログラムを回収できるように事業を広げることを目指すとのこと。（Link：日本経済新聞）

全ク連・クリーニング綜合研究所の衣料管理情報（クリーニング注意情報）：汗による変色（Link：全ク連）

デンマーク・Scanovus社の家庭用人体プレス「Automatic Ironing Machine」。ワイシャツをはじめ、ポロシャツやTシャツ、ズボンにも対応。（Link：Scanovus）

旭化成の研究チームが、高輝度の青色LEDライトの光で衣類の黄ばみを落とせるという方法を発表。この光漂白の仕組みは、青色LEDの光エネルギーによって退色プロセスが促進されるというもの。空気中の酸素が黄ばみ成分の分子の結合を切断し、アルデヒドやカルボン酸などの無色な物質に分解される。現在は実験室レベルの成果だが、今後さらに色止め性や安全性の検証を進め、家庭用や業務用のクリーニング装置への応用を目指す。（Link：ナゾロジー）

新潟県三条市の「ニシガタヤ雑貨店」は、西潟屋ドライのオーナー西方幸治氏が手がけるユニークな雑貨ブランド。プラ板や粘土を使ったアイテムから、石と磁石を組み合わせたオリジナル作品まで、その発想は自由そのもの。作品は西潟屋ドライの店頭やネットショッピング、三条市のイベントなどで手に取ることができる。（Link：Things）

厚生労働省は、地方最低賃金審議会が答申した令和7年度の地域別最低賃金の改定額を取りまとめた。答申された改定額は、令和7年10月1日から令和8年3月31日までの間に順次発効される予定。改定額の全国加重平均額は1,121円。全国加重平均額66円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額となる。（Link：厚生労働省）

「第10回コインランドリー店アワード」のエントリーが開始された。全国のコインランドリー店舗を対象に、デザイン性、ユーザー利便性、革新的なサービス導入など、コインランドリー業界の発展に貢献する優れた店舗を選出、表彰するもの。2026年2月12〜14日に開催される「国際コインランドリーEXPO」で最優秀店鋪が発表される。（Link：コインEXPO）