特 集
中東情勢の影響を受け、エネルギーや資材のコスト増が深刻な課題となっている。石油製品への依存度が高いクリーニング業界への影響について、主要メディアでも報じられている。メディアがどのようにクリーニング業界を報じているのか。情報を集約した。
2026/4/24
毎日新聞「原油コスト『値上げできない』、怒りにじませるクリーニング店」
中東の混乱が招いた原油価格の高騰が、中小企業に重くのしかかっている。「洗剤など資材の9割が原油由来」というクリーニング店は、仕入れ先からの値上げに見舞われる中、簡単には価格転嫁に踏み切れない現実に直面し、先行きを不安視している。ドライクリーニングの有機溶剤、クリーニングした衣類にかけるビニール、ハンガーは全て原油由来だ。店舗から洗濯工場に集めるのも、ガソリンを使う車が頼りだ。「あらゆる材料が値上げ、値上げですよ」AKランドリー(相模原市)三橋崇子営業本部長が取材に応えている。(Link:毎日新聞)
2026/4/23
ATV青森テレビ「『ここまでの影響は初めて』クリーニング工場から悲鳴」
石油製品の供給不安により、青森県内の企業の経営環境は厳しさを増している。弘前市のクリーニング工場では、コストの増加だけではなく、次の入荷時期が見通せない資材もあり、対応に苦慮している。「ここまでの影響は初めて。例えば大きな地震があって一時的にとか、新型コロナとか感染症で、みたいなのはあったが、物がまず入ってこない可能性があるとか、原油もこれくらい上がるというのは経験していない」弘前ドライクリーニング工場(弘前市)久保栄一郎社長が取材に応えている。(Link:ATV青森テレビ)
2026/4/17
長崎文化放送「原油価格の高騰 県内企業への影響は」
イラン情勢の緊迫化による原油価格の高騰で、長崎県内の様々な企業に影響が出ている。「(ボイラーの)対策については、正直、無駄を出さないというところが一番で、ガスの方が燃焼効率が良くて二酸化炭素削減にもなるということでガスに変えました。エネルギー消費も若干変わってくるので」パールドライ(長崎市)三宅友専務が取材に応えている。「ハンガーやビニールも『3月から上がります』という通知が来て10%上がりましたね」。(Link:長崎文化放送)
2026/4/16
三重テレビ放送「原油高、津市の物流・クリーニング現場を直撃」
現在、衣替えのシーズンで、かき入れ時だが、ほとんどの作業に「石油由来」の原料が欠かせない現場を、原油高が直撃している。「ますます大変な状況になってくると思いますね、この状況が続くと」堀川クリーニング(津市)堀川隆市社長が取材に応えている。工場がある本社では、1月で重油を1800リットルほど使うが、先月中旬から1リットルあたり50円上がった。ハンガーや衣類をカバーするビニール袋なども石油由来の製品で、今後も値上がりが見込まれていることから、不安を募らせている。(Link:三重テレビNEWS)
2026/4/16
チューリップテレビ「 “創業90周年” 老舗クリーニング店…供給不安と資材値上げに苦慮」
中東情勢が緊迫化する中、重油を燃料として使用する街のクリーニング店も原油の供給不安や価格高騰の影響を受けている。今は冬物のクリーニングの繁忙期、店は我慢の時期を迎えている。重油の価格も高騰していているが、万が一、供給がストップしたら店は立ち行かなくなる。「それ(重油)がなければ洗えないですし仕上げることもできないので、これからが一番こわいですね、やっぱり」アサヒヤクリーニング(砺波市)江尻政敏社長が取材に応えている。将来的には、包装に使うビニールをはじめ石油製品は極力減らして、中東情勢に左右されないようなクリーニング店を目指したいとしている。(Link:チューリップテレビ)
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